01 院長ごあいさつ

金澤 一昌

Kanazawa Kazumasa

鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師

鍼灸ほまれ 院長
Liso Japanese Acupuncture Philippines 院長

多くの指導者から学び、研鑽を重ねた技術を国内だけでなくフィリピンの臨床現場で生かしています。また、バランスメソッド(SYBM)など質の高い技術などを習得し、さらに高い治療効果で多くの方にご満足いただけるよう努めています。

多くの方が身体の声に耳を傾け、それぞれが健康になるために進むべき最善の道をご提案させていただいております。

鍼灸の道を志した理由は?

もともと接客業が好きで、旅館で働いていた頃に、もう少しちょっと踏み込んで自分なりの方法で何かできないかな?って思ったことがあって。

実際働いていた旅館にも、指圧だったり鍼の先生が居たんです。そしてこういった働き方があるんだっていうのが知りました。そして同時に、直感で「面白ろそうだ」「やってみよう」と思えたんです。

学生時代はどうでしたか?

学校で学んだ3年間は、本当に大変でした。1年目の、基礎医学、生理学、解剖学とか、とにかく全部丸暗記しないといけなかった。でも、なにか自分の中にしみこむように知識が溜まっていくのが楽しかったです。

資格取得後に教員課程に進みました。

当時、美容鍼の北川先生に師事しており、先生の推薦も有り東京医療福祉専門学校で教員資格を取得しました。今でも私の施術のバックボーンは、その時学んだ学問としての東洋医学がベースにあります。

バランスメソッドとの出会い

バランスメソッドを知ったのは、北川先生と繋がっていたJUNさんというオーストラリアの在住の日本人鍼灸師の方が遠隔治療みたいな、「直接局所に刺さない」鍼灸で病院で働かれてるっていうの話を聞いて。

気がついたらオーストラリアまで行って、バランスメソッドを学んでいました!

海外での活動を続けている理由

小さい頃に海外で育ったので、英語は不自由なく喋れるんです。バランスメソッドを学んだ時に、「日本の鍼灸は世界で通用する」と強く感じました。そして、教員課程まで行って5年間学んだ日本の鍼灸とそのベースにある東洋医学は、魔法的なものではなくきちんとした理論で成り立っているということをもっと世界に伝えないといけないという使命感が生まれました。

フィリピンでの施術は、最初は偶然当時勤務していた鍼灸院の企画のようなもので行きました。でも、現地の患者さんがシンプルに施術の効果、例えば「肩が動くようになった!」とか「痛みが消えた!」とかのフィードバックをくれるのが嬉しかった。ダイレクトなんです、彼らの反応は笑。口コミで広がるスピードもすごくて。個人的な友人もたくさんできましたし、「次はいつ来てくれる?」と言われるのがとても嬉しかったです。

これからのほまれ

コロナになって、ここ高尾でほまれを始めて、子供もできてと、自分の身の回りの環境がとても大きく変化しました。

子供ができてなかなか自分の時間もできませんが、家庭菜園を始めたりして、ワークライフバランスみたいなことを強く考えるようになりました。

今は、以前から取り組んでいた法人訪問治療も再開しましたし、近々セブ島にも戻ります。

患者さんがいればそこに行って施術する、そういうアクティブな鍼灸師、鍼灸院でありたいと考えています。

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